マスターズ甲子園埼玉 大会規約

大会の目的
1 今大会はマスターズ甲子園の精神にのっとり、選手相互の親睦、及びチーム間の交流を目的とし真摯な態度で行うものとする。

試合規則
1 試合は本規約、マスターズ甲子園・代表OB試合規則、高校野球特別規則、アマチュア野球内規及び公認野球規則を記載の順に適用する。
2 試合は9回のイニング制とする。
3 9回を終え、得点差の無い場合は、マスターズ甲子園埼玉県特別ルールにより勝敗を決定する。
※3位決定戦については、これを採用せず引分とし両チーム3位とする。
※決勝戦については、延長12回まで行い、その後は以下の「タイブレーク方式」を勝敗が決するまで行う。
《マスターズ甲子園埼玉県特別ルール》
『タイブレーク方式』で行い、それでも決着のつかない場合は『くじ引き』を採用する。
また天候等によるコールドゲーム適用の際(7回)、同点だった場合も同様にくじ引きとする。

・タイブレーク方式
①1アウト満塁からの攻撃とする。
②回数は1イニングのみとする。
③打者はタイブレーク開始時に宣言のうえ、任意の打順から開始する。
④走者は先頭打者を基準に前打順の 選手を割り当てるものとする。
⑤その他の取り扱いについては、守備、攻撃とも特別な場合を除き、それまで行った試合の継続とする。
⑥投手は6アウトルールを適用するが、イニング開始時の1アウトは計上しない。

・くじ引き:方法は以下の通りとする。
①方 法 くじ引き(○×の入った封を引く)
②抽選者 最終回出場選手(9名)※打順 1番⇒9番
③順 番 先攻・後攻、後攻・先行の順に引き、以降9名まで繰り返す。
④開 封 9名がくじを引いた後、号令により一斉開封。
⑤確 認 試合責任者(正副実行委員長不在時はそれに代わるもの)
⑥その他 くじの準備は総務班。抽選は試合進行班が取り仕切るものとする。
4 出場選手は1回から4回までを34歳以下の選手で行い、5回以降は35歳以上の選手で行うものとする。但し、4回以前に35歳以上の選手が出場することはこれを認める。
5 34歳以下のイニングでは投手は27歳以上とする。
6 本規程における選手の年齢は、大会実施年の翌年4月1日時点での満年齢とする。
7 投手の投球回数は一人連続した6アウトまでとする。途中降板した場合の再登板は認めない。
アダルト先発予定投手が前半から投手として出場した場合、5回の一人目の打者完了まで投手として連続して出場していなければならない。(4回裏でその投手に代打等は使えない)
8 次の場合はコールドゲームとする。但し決勝戦、天候等により試合が成立しなかった場合には適用せず、再試合を行う。
・降雨、日没等の天候状態、球場の利用時間の終了による場合は7回完了、或いは先攻チームが7回終了時の得点より後攻チームの6回までの得点が多い場合。
・一方のチームより自発的に、自己を敗戦とするコールドゲームの申し入れがあった場合。
9 試合中のタイムの回数は高校野球ルールを用いる。
・攻撃3回、守備(マウンド上に3名以上が集まる)3回。
10 指名打者の採用は各チームの判断による。

選手登録
1 大会参加資格は高校野球OB及びOGであることとする。
ただし、硬式(準硬式を含む)の現役選手(社会人、クラブチーム、大学等)及び現役のプロ野球関係者は出場できない。
2 選手の登録数は35才以上が9名以上であることとし上限は設けない。
3 大会所定の資格証明書に選手、監督、コーチ、マネージャーその他参加者すべてを記入し、指定された期日までに提出するものとする。提出した資格証明書に追加、訂正等が生じた場合には各試合当日、試合前までに新たに作成したものを提出すること。
4 各チームは必ず監督・主将・代表者をおき、大会中の選手及び応援団等の全ての行動に対し責任を負うこととする。
5 ベンチに入場できるのは、資格証明書に記載された者のみとする。

ユニフォーム及び用具等
1 大会使用球は硬式球とする。大会公認球を使用する。(ロゴマーク入公認球)
2 各チーム帽子、ユニフォームを着用し背番号をつけること。帽子、ユニフォームは、原則として統一すること。(世代間の相違については可とする。)
3 バットは木製バット、または竹バットのみとする。
4 打者、走者及びベースコーチは危険防止のため必ず『Sマーク』両耳ヘルメットを着用すること。
5 捕手は必ずプロテクタ、レガース、マスク、スロートガード、カップを着用すること。ブルペンでの投球練習時についてはマスクの着用は必須とし、その他については出来る限り着用するよう努めること。
6 試合前ノックのボール出しを行う者はヘルメットを着用すること。
7 球場内でのバットリング、金属棒の使用は禁止する。ウェイティングサークル内はバット1本のみ持ち込み可能。
8 ベンチに入る女子マネージャーについてもスニーカーを着用するものとし、スカートの着用は禁止する。
9 ロングパンツの着用は禁止とする。
10 投手の使用できるグラブは全体が一色であることとし、投手はリストバンド・手袋の着用が出来ない。
(『公認野球規則1.15』および『8.02』)
11 バッティンググローブは走塁時、着用したままかポケットに完全にしまうこと。

その他
1 出場チームは試合開始予定時刻40分前までに球場に到着し、代表者はその旨を直ちに大会本部に届けること。延着の場合は棄権とみなす。
2 ベンチ・サイドは抽選番号の若い方を一塁側とする。
3 攻守の決定・オーダー表の交換は、原則として第一試合の場合は試合開始35分前、第二試合以降の場合は、前試合6回終了後監督又は主将がこれを行うものとする。オーダー表は指定の用紙に先発オーダー、5回からのオーダー及び監督または監督代行者を記入し5通を提出すること。
4 試合前ノックは7分以内とする。但し天候等の理由により省略する事もある。
5 試合前ノック中は、対戦チームはグラウンドに出ないこと。(ブルペンを除く)
6 アップ時、試合前ノック時についてもグラウンド内では着帽すること。
7 ベンチ前のキャッチボールは3組(バッテリーを含む)までとする。
8 投球練習は初回及び交代の場合は5球。2回以降は3球とする。
9 出場選手は攻守交代を迅速に行い、試合の運行を早めるよう心がけること。
10 5回以降の出場選手のアップは、グラウンド整備の時間を使って行うこと。
11 審判のジャッジは最終であり、当該プレイについて確認が出来る者はオーダー表に記載された監督または監督代行者1名とする。なお、確認を行う場合はあくまでも親睦の精神を忘れずに純真冷静なる態度を厳守すること。
12 芝生保護のため、いずれの球場においてもスパイクの着用はシートノックからとする。
13 選手の荷物を置くスペースなどをベンチ外に確保・活用し、ベンチ内に選手が入れるスペースを広げるように努力すること。

申し合わせ事項
ユニフォーム・用具
1 参加チームはバット、ヘルメット、レガース、プロテクタ、マスク等の用具の管理点検を十分に行い、破損や消耗のないよう心がけること。
2 ロングパンツについては、捲り上げるなどによりストッキングが見えるように着用している場合には、当分の間これを認める。
試合日程及び中止の判断等
1 試合の実施及び中止の判断は、原則として試合開始予定時刻2時間前に行う。諸条件を考慮し判断を遅らせることもある。
2 天候や諸条件により試合開始時間を予定より早める場合もある。
3 試合は1回戦から順に消化していくものとし、日程・球場の割り当ては、正・副実行委員長が決定する。
試合前に関すること
1 試合チームは球場到着後、本部より指定された場所で更衣及び練習を行うこと。
2 試合前の練習は30分(ただしフリー打撃は禁止)及び両チーム7分間のシートノックとする。
3 選手数などの事情でノッカー等が不足する場合には本部に相談し、協力を求めることができる。
4 時間に余裕のある場合は本部より指定の時間でシートノックを行うことがある。
5 練習時間はグランドを占拠しないこと。
試合中に関すること
1 試合が開始されたら、競技に参加する選手といえどもむやみにグランドでランニング、素振り等は行わない。
※準備等でランニング等を行う場合は、イニング間、もしくは球場外を利用すること。
2 ベンチ前のキャッチボールは、バッテリーを含み3組までとする。
3 ラフプレーや危険を伴うプレーは絶対にしてはならない。
4 投球練習は初回及び交代の際には5球、その他の場合は3球とする。
5 攻守の交代はスピーディーに行い、遅延行為等は行わないこと。
6 (欠番)
7 選手を交代させる場合は、3名以上の交代についてはホワイトボード、2名以下の場合にはトランシーバーの利用を徹底すること。
8 ファールボールは速やかに取りにいくこと。各チームボールボーイ、バットボーイを決めておくこと。
※各チーム自チーム外野ファールゾーンにボールボーイを1名配置すること。
9 ノック終了後及び4回終了後、試合終了後のグランド整備は両校で行う。
試合終了後
1 試合終了後は速やかに、次のチームにベンチをあけ渡すこと。
2 球場の施設は利用後清掃をして帰ること。
3 ベンチ、更衣室に忘れ物の無いよう確認をすること。
その他
1 球場は駐車スペースがない場合も考えられるので各チームできるだけ乗り合わせ等相談しておくこと。
2 県営大宮球場の地下駐車場の利用は、役員の車両及び各チーム道具運搬用の車両のみとする。
3 球場により駐車許可証等が必要な際は、その指示に従うこと。
4 参加チームは事前に埼玉大会の規則を充分に理解すること。
5 親睦、交流を基本におこなうこと。
6 試合の前後等に写真撮影などのためにグラウンドへ立ち入る者についても、スニーカー等を着用させること。
7 練習中、試合中の怪我、車両等を含む物の損害などは自己の責任によりその防止に努めること。

本規約の改正等
1 本規約の一部を改正する場合には、改正部分の実施時期についても併せて協議・決定するものとする。

(附則)
1. 本規約は平成18年8月7日より施行する。(2006年)
2. 平成19年10月15日一部改定(2007年)
3. 平成20年8月7日一部改定(2008年)
4. 平成26年9月20日一部改正(2014年)第9回大会
5. 平成27年8月22日全部改正 同日施行(2015年)第10回大会
6. 平成28年2月27日一部改正 同日施行(2016年)第11回大会
7. 平成29年2月25日一部改正 同日施行(2017年)第12回大会
8. 平成30年7月28日一部改正 同日施行(2018年)第13回大会
9. 2018年12月8日、2019年6月一部改正 同日施行(2019年)第14回大会へ適用

埼玉県高校野球OB連盟